誰でも嫌なことがあると愚痴のひとつでも言いたくなります。
聞かされる方は大変だと思いますが、愚痴を吐くとスッキリする人が多いのも事実。
しかし、恐ろしいことに「スッキリ」を得る代償として、愚痴ることで「カラダの老化」が早まるという研究結果があるのです。
アメリカのブラックバーン教授は、ストレスフルな状況下での実験で細胞の老化が進むことを発見しました。
しかも驚くべきことに「ストレスフルな状況を予測するだけ」で老いが早まることが実証されたのです。
愚痴るとスッキリする一方、ストレス状況を思い返しているので、体の中ではより一層老化が進むということになります。
愚痴ることによる老化を抑える解決策としては、アーモンドなどのナッツを食べることがいいそうです。
ナッツは老化の原因である「活性酸素」を除去する役割があるのです。
さらに赤ちゃんや犬の写真をみるという方法もあります。
赤ちゃんや犬の写真をみると脳内に癒やしホルモンであるオキシトシンが放出されます。
オキシトシンはストレスを減らし、心を静める作用があります。
もし嫌なことがあったら愚痴りたくなる気持ちを抑え、ナッツ片手に赤ちゃんや犬の写真を眺めてはいかがでしょう。