ハニワ課長、喜ぶ。

先日、百舌鳥・古市古墳群が世界遺産へ登録される見通しという報道がされました。

百舌鳥・古市古墳群は大阪南部にある4世紀後半から6世紀前半にかけて作られた古墳で、その中の大仙陵古墳はエジプトのクフ王ピラミッド、秦の始皇帝陵とともに世界三大墳墓の一つに数えられるほどの巨大さです。

私が以前から注目していた堺市の広報キャラクターのハニワ課長もさぞ喜んでいることだろうと思いました。

ハニワ課長は2014年に登場した百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録を目指してPRしている自称公務員のキャラクターです。

ハニワの頭部にスーツにネクタイ、シュールないでたちで、ゆるキャラとは一線を画す「かたキャラ」です。

「生まれて1600年。経験したことのないうれしさです」と喜びのコメント。

それもそのはず、国内推薦から漏れると「私みたいなのがいるからダメなのかも」と思い詰め、「頭が割れそうなぐらいショック」と嘆き悲しんでいたからです。

世界遺産に登録されると多数の観光客が押し寄せるでしょう。

シュールな外観とシャイな性格のハニワ課長、世界の観光客相手にうまく立ち回れるだろうかと心配しています。