紙対応

働き方改革の推進は多くの企業で課題となっています。

ある調査によると「残業時間の削減」や「テレビ会議システムの導入」を具体的施策として実施している企業が多いそうです。

しかしながら、紙を使った作業「紙対応」の作業量が変わったかどうか聞いてみたところ、86.3%が「変わらない」と回答しています。

多くの作業をパソコンで行うようになっても、最終的には紙に印刷して回覧したり記入したりすることが多いからだと思います。

当社でもメールでのやりとりが多くなってきましたが、売上日報などはFAXが中心です。

売場の販売員さん達から「この商品が売れました」 「お客様からこんなことを言われました」等の情報を毎日FAXで送ってきてもらいます。

販売員さんの直筆なので言葉選びや筆跡などで現場の雰囲気と共に個性が伝わってきます。

デジタルでは伝わらない暖かみを感じるのです。

FAXで来る売上日報は膨大な量になるので、一定期間保管したあとは会議資料の裏紙として再利用しています。

会議の際に数年前の売上日報をみつけるとその当時のことを思い出します。

紙の量は減らなくても何度も使うことにより、エコ活動に貢献したいと思っています。