具体的な目標の大切さ

数年後の目標や夢を叶えている自分の姿を具体的に描くことは、大変重要であるとつくづく思います。

若いアスリート達が 「4年後の東京オリンピックに出場して金メダルを獲る」 という目標はとても具体的で、そのためには1年目、2年目、3年目に何をしなければならないかが明確に浮かび上がってきます。

しかしながら日本経済が停滞している中、1~2年後の見通しも不透明な状況では将来の大きなビジョンを掲げることが難しくなってきているのが現状です。

だからこそ、具体的な目標が大切なのです。

散歩の途中で、偶然に富士山の頂上にたどり着ける人はいません。

富士山に登るという目標を掲げた人だけが、頂上に着けるのです。

そのような目標がなければ日々の努力の結晶である歩みが気が付くと方向がずれていたり、高い成果が得られなかったりすることがあります。

「そんな夢みたいなことを」 と笑われそうなことでも、実現している未来を思い描くことができれば、なんとか叶えたいという気持ちが強くなり、従来の枠や前例を超えた知恵やアイデアが生まれやすくなります。

そこから小さな行動に細分化して、丁寧に着実に積み上げていけば、環境変化や周りの反対にあっても、ぶれることなく前に進んでいけるでしょう。