悲観主義からの決別

先日、ある記事に共感しました。

その記事によると、多くの外国人は「日本は世界第3の経済大国なのに、なぜ悲観的な
のですか?」という感想を持つらしいのです。

外国からみる日本は、世界第3の経済大国で社会格差は先進国の中でも小さく、世界一
の長寿国。

それに清潔、安全、秩序だった社会は世界基準でみるとすばらしいというのです。

にもかかわらず、日本国内の関心は政治空転、経済の低迷、巨額の累積債務、未解決
の原発事故、生活保護世帯の急増、領土問題等、悲観的な問題のオンパレードです。

これでは日本人全体が悲観主義になってしまうのは無理もありません。

上記の事柄は全て事実であるのですが、とらえ方のバランスの問題だと思うのです。

内向き志向でとらえるのではなく、外の世界にも関心をもち、大きな世界的な視野に立っ
て物事を判断、分析する必要があると思います。

自信過剰になる必要はないのですが、日本と日本人には世界に誇れるくらい立派なモノ
があるのです。

なのに日本が悲観主義に陥るのはあまりよくないです。

なぜなら、アジア、アフリカの途上国が多くの課題を抱えながらも悲観主義に陥ることなく
がんばっているのですから・・・。

「ダメだ、ダメだ」と騒ぎたてるのではなく「やってみよう」と一歩踏み出す雰囲気を作ってい
き、悲観主義から決別すべきであると思います。