未使用率7割弱

ある統計調査によると20歳以上の女性の持っている靴は平均22足で、うちはくのが7足、
はかないのが15足と、はかない靴が全体の7割弱でした。

服は手持ち84着中、着るのが27着、着ないのが57着だそうです。

バッグは持っている16個中、使うのが5個、使わないのが11個。

不思議と靴、服、バッグの持っているけれど使わないとされる未使用率は、全て7割弱と
いう結果でした。

未使用率7割弱というのも驚きですが、男性に比べて女性は靴、服、バッグをたくさん持っ
ているという印象を受けます。

もちろん個人差はあるでしょうが、男性の持っている数は女性の3分の1ぐらいではないか
と思います。

だから人口構成比は男女ほぼ半分なのに、ファッション業界においては女性物の方が数
多く売れるのでしょう。

なぜ未使用になるかと推測すると、靴の場合は「はきやすさ」ではないかと思います。

デザインに一目ぼれしたけれど、はくと痛い、疲れるとなるとあまり出番はなくなります。
その点は服やバッグと違います。

私たちの靴作りのポリシーは「軽くてはきやすい靴」です。

お客様の靴のラインアップの中で、出番の多い上位30%を目指したいと思っています。