希望ある会社へ

いつもこの時期は、来年の事業計画を立てる時期です。

今年の一年を振り返り、予定通りできたこと、できなかったことを検証し、来年の計画を立
てます。

特に今年は大震災があったので、予定通りにいかなかったことがたくさんあったと思いま
す。しかしながら、人との助けあい、絆など忘れかけていた価値観を思い起こさせ、痛切
に感じさせてくれる一年でもあったと思います。

普通に働くこと、食事をすること、入浴すること、ベッドで眠ることが幸せなことであること
をわからせてくれました。

そして希望をもって、一歩踏みだすことがいかに大切であるかを学びました。

今、日本をはじめ世界をおおっている閉塞感の原因は未来への希望がみえず、先行き
不安感がつのり、人々の活力が低下していることが主因ではないかと思います。

経済停滞、年金問題、雇用問題と、どれをとっても希望を見出すことが難しいかもしれま
せん。

そういう時だからこそ、希望をもって一歩踏み出していくことが大事だと思います。

私たちは来年度、増産体制にシフトします。

私たちの会社を「希望ある会社」にしたいと思っています。

昨日よりも今日、今日よりも明日が少しでもよくなっていくことを実感できる会社にしたい
と思っています。

それには、会社に集う全ての社員が一歩一歩成長していくことが不可欠です。

そして、全員の成長が会社に活力を与え、会社が成長してゆくと確信しています。