ビズッパ レディース

私たちは2019年にカカトが踏める機能性紳士用ビジネスシューズ「Bizppa (ビズッパ) 」を開発、その後「紳士靴 Bizppa」シリーズにて計6回のクラウドファンディングを行い、大きな支援をいただきました。

その後、靴で悩む多くの女性の方から「女性用ビズッパ」を求める声をいただき、女性の足元のストレスを軽減できる製品「ビズッパ レディース」を完成させ、7月14日より応援購入サービス マクアケにてプロジェクトをスタートさせました。

ビズッパレディースの特徴はカカトが踏めることです。内勤時、デスクワーク時などはスリッパモードで足元を解放し、外出時や来客時などはカカトを掛けてすぐに普通の靴として使用していただけます。

素材はストレッチ性に優れた高品質人工皮革を使用しておりますので足あたりやフィット感は抜群で、指一本で手軽にはけるのもポイントです。

中敷きにはクッション性に優れたウレタン素材のカップインソールを使用していますのでお手入れも簡単です。

シンプルデザインでスーツやオフィスカジュアルなどあらゆるスタイルに合わせやすくなっています。カラーはブラック、ブラウン、ネイビー、グレー、ピンク、イエローの6色展開でサイズは21.5㎝~25.0㎝までです。

プロジェクトは7月14日から8月30日までで、男女ペアセットも御用意しています。

興味のある方は「マクアケ  ビズッパレディース」で検索してみて下さい。

1日 100万回

政府が目指す1日100万回のワクチン接種が実現すれば、実質国内総生産(GDP)を実額で1%押し上げるとの民間の試算が出ました。

みずほリサーチ&テクノロジーズは接種が1日平均50万回にとどまるケースをベースラインとし、100万回に高めるケースと比較したところ新規感染者数は50万回では9月になって明確に減り始めるが、100万回なら8月上旬をピークに減少すると試算しています。

外出制限を緩め、人出の水準をコロナ前に比べ10%減から5%減に緩和できるタイミングは50万回は22年1月、100万回は21年10月頃と見込んでいます。

経済活動がほぼ正常化できる時期も50万回なら22年4月と想定しますが、100万回なら22年1月と早まるのです。

100万回接種の場合、国内旅行や外食など控えていたサービス消費が年度内に盛り上がり、個人消費全体が2%程度上振れすると予想しています。

つまり、1日100万回のワクチン接種が実現すれば経済活動の制限を早期に緩めることが可能になり、外食や旅行などの個人消費も早く回復し、2021年度の経済を6兆円拡大させるのです。

接種ペースの加速が今後の景気を左右するので政府の本気度が伝わります。

6月21日から職域接種も始まり、ワクチン接種は順調に加速しています。

長いトンネルの出口はもうそこまで来ています。

動脈物流

キャノンやリコー、コニカミノルタなど主要な事務機器メーカーがそろって参加する物流共同化プロジェクトがスタートしました。

業界団体のビジネス機械、情報システム産業協会(JBMIA)は今年度に動脈物流委員会を新設し、近く実証実験を行うそうです。

対象エリアの物流倉庫にメーカー各社の業務用複合機、プリンターを集約し、共同配送便で納品先を回ります。その有効性を確認した上で対象を全国に広げていく計画だそうです。

委員会のメンバーは業界の主要企業を網羅していますので、圧倒的なシェアを持つ業界物流プラットフォームに育つ可能性があります。

JBMIAはすでに20年以上にわたり、メーカーの使用済み製品の回収、リサイクル業務を共同化する仕組みを運営してきました。全国32都市に回収デポ、主要10都市に回収機交換センターを置き、各社が自社製品の納品時に回収した使用済み他社製品を交換していました。

しかし、不用品などを回収する「静脈物流」と異なり、ユーザーに製品を届ける「動脈物流」はリードタイムやサービス品質が営業活動に影響する顧客サービスなので共同化の動きは鈍かったのです。

ではなぜ動脈物流に乗り出すのか?

そこには各社の製品やサービスに大きな差がなくなっていることや慢性的なドライバー不足という共通の課題があり、ライバルが競い合うのではなく、協力していこうという雰囲気になってきていることが大きいようです。

メーカー各社の製品を混載すれば効率的に配送ができ、業界全体の総使用車両台数を3分の1以下に削減できるというのです。

地球環境にもやさしいこの取り組み、応援していきたいです。

新しい「おもてなし」

流通サービスの様々な業種で接客のあり方を見直す動きが出てきています。

背景には自分の時間を効率的に使いたいという消費者の意識の変化があります。

東京・代々木上原にフーフーという衣料品ブランドの完全無人の試着室があります。試着室の利用は1時間1組の完全予約制で、予約時に受け取る暗証番号でカギを開けます。そこでは自分が気に入った服を誰の目を気にすることなく試着ができます。

商品を気に入れば好きな時にインターネットで注文できます。

店員による接客をしないことで顧客満足度を高めるという新しい「おもてなし」です。1ヶ月先まで予約が埋まっているくらい好評です。

小売業では今まで店員による丁寧な商品説明や手厚い接客が優れた「おもてなし」とされてきました。しかし「試着したら買わなきゃ」というプレッシャーや「小さな子供がいてゆっくり試着できない」等の小さなストレスを感じる人が少なからずいたというのも事実です。

飲食店でも手元のスマホでメニューのQRコードを読み込み、来店客が好きなタイミングで注文できるシステムが好評です。

チャット世代にとっては自分のペースではないタイミングで話しかけられるのはストレスと感じています。

店員の接客に対する感じ方は消費者によって様々です。嗜好の多様化が進む中、一人ひとりが感じる小さなストレスを除いていく取り組みはますます求められると思います。

小麦の奴隷

その衝撃的なネーミング、実はパン屋さんです。

その店名由来は「とある昔、わたしたちは小麦の出現により狩猟採取民族から農耕民族となった。定住必須となった人類はコミュニティ維持のため穀物を育て続けなくてはならず、小麦の奴隷となった。そして現代、おいしいパンをはじめとする小麦の奴隷となっている」とあります。

名物の「ザックザクカレーパン」は1日200個売り上げる看板商品。イボイボとした外見はクルトンをつけて油で揚げて出来たもので、食べた時のザクザク感はまさしく衝撃的。カレーパングランプリ2020で金賞を受賞しています。

売り方も独特です。人口5400人の北海道大樹町にある「小麦の奴隷」はパンの訪問販売をしています。十勝、日高地方の23市町村に日替わりで販売に出向いていきます。出張販売先は釣具店やガソリンスタンド等、SNSで発信してどこで販売するか告知しています。地元の人は近くにパン屋がないので訪問販売を楽しみにしています。

「小麦の奴隷」のすごいところは、パン屋の働き方改革を実践し、パン屋になりたい若者を応援している点です。

冷凍パン生地を利用することにより、パン屋で働く人々を長時間労働から解放させました。それにより意欲的な若者が集まり、フランチャイズ展開を加速させています。

実はホリエモンこと堀江貴文さんがプロデュースしています。

意欲のある若者が手軽に起業でき、地域に根付いた店を作り、人々に喜ばれる。ウインウインの関係です。

これからはいたるところに「小麦の奴隷」という衝撃的なネーミングのパン屋さんが出来ると思われます。

テクハラ

4月は新入社員の季節です。学生であった新入社員が社会人として一歩踏み出そうとする時です。

又、受け入れる側の会社も今年はどんな新入社員が入ってくるかワクワクする季節です。

違う環境にいた人たちが交わると予期せぬ混乱が生じることがあります。特に気をつけたいのがハラスメントです。

世の中の変化が早いので数年前までは問題にされなかったことが今では大きな問題になることがあります。

パワハラ、セクハラ等はその代表的な例でしょう。

厚生労働省はハラスメントの概念を「①優越的な関係に基づき ②業務の適正な範囲を超え ③就業環境を害する行為」と示しています。

一般的には上司が加害者、部下が被害者と思われがちですが、部下が加害者になることもあります。

「先輩、会議用のZoom設定くらい1人でできないんですか。こんな簡単な操作で手間取ってよくこれまで仕事してきましたね。」

このような言動は部下が上司に対しての「テクノロジーハラスメント(テクハラ)」 になりかねないのです。

業務上必要な知識の有無は「優越的関係」にあたるのです。

ハラスメントにならないようにお互いに気をつけなければいけません。

売らない店

丸井グループが店舗を「売らない店」に転換しようとしています。

ダイレクト・トゥ・コンシューマー (D2C) と呼ばれるネット通販企業を次々と誘致し、丸井の従業員が運営を受託します。店舗はショールームに徹して、商品はそこでは一切売りません。

商品を気に入られたお客様にはネットで購入することをすすめますが、店員は商品の評価や不満を聞き出し、商品開発に生かすためのデータを収集するという役割がメインです。

IT技術との融合で一工夫して精度を高めているのが特長です。天井に据え付けた人工知能 (AI) カメラが来店客の行動を追い、商品の前に5秒以上滞在した人の数、スタッフが商品デモを行った回数、デモから販売に至った割合などを記録して今までの店舗より緻密なデータを集めることができます。そのデータを出品企業に還元して商品開発に役立てるというのです。

以前はテナントの売上高に連動して家賃収入も上がるという図式でしたが、この方式では売上高を測れません。ではどこで稼ぐのかというと、グループのクレジットカード「エポスカード」です。

会員数は15年3月期の591万人から20年3月期は720万人を超え、百貨店最大手である三越伊勢丹の「エムアイカード」の倍以上の会員数です。

エポスカード会員向けの優待セールやポイントアップイベントによりD2Cのネット通販での売上高が増えればカードの決済手数料という形で丸井の収益が上がる仕組みです。

未来型の店舗では売上高は評価の物差しにならないのです。

寂しい十日戎

「十日戎」とは江戸時代から続いているお祭りで、例年約100万人が商売繁盛を祈願するために夜通し参拝に訪れる大きなお祭りです。

商売人の多い関西地方では「えべっさん」の愛称で親しまれており、最もポピュラーなお祭りの一つで毎年1月9日から11日までの3日間行われます。

しかし、今年はコロナの影響で人出も少なく、寂しい十日戎でした。

神社周辺の露店営業はなく、祭りばやしや威勢のいい掛け声などもありません。みんな黙って参拝するだけです。

名物のどら (耳の遠いえべっさんにたたいてお祈りするところ) もなくなっていました。

人出が多く活気があるお祭りはコロナ時代にはNGだらけだと再認識させられました。

関西人の習慣として去年買った福笹や縁起物の飾りを返納し、新しいものを買って一年間お店や会社に飾るという習慣があります。

私も会社を代表して去年の飾りを返納したのですが、新しい縁起物の飾りが露店営業自粛のため売っていません。

しかたなく神社境内で売っている福笹につける飾りをかわりに買いました。ふと、この日のために飾り物をたくさん作って用意していた業者は今ごろどうなっているのだろうと心配になりました。

えべっさんの 飾りや干支の置物などはこの期間しか売れないのに。

さぞかし無念であろうと思いを馳せ、「商売繁盛」とともに「疫病退散」をお願いしました。

2021年の色

日本流行色協会は2021年の色に「ホワイト」を選びました。

白は白紙に戻すなど「はじまり」を示す言葉によく使われている色です。

白を選んだことについて日本流行色協会では「希望を胸にゼロから考えるという意味を込めてゼロホワイトと名付けた」と説明しています。

このほか同協会では ①白には「知性」「潔白」というイメージがあり、2021年には何が本当かを見抜く「知性」が求められる ②政治に対しては隠し事のない「清廉潔白」が望まれる ③公共空間、家庭内ではウイルスから身を守る対策を今後も続けていかねばならず、白は「清潔さ」を表現するために欠かすことのできない色になる等の点を選定理由として挙げています。

選定理由にこの時代を反映しているなと思います。

新型コロナウイルスで社会が大きく変容し、今までの成功体験や解決策が全くあてはまらなくなっています。

売場振興策ではお客様の興味のあるものを提案し、にぎわいを創出することに注力していましたが、今やにぎわいを創出することが密になってしまうので歓迎されない事態になっています。

人を集めずに静かに売ることが求められています。

正に、過去に答えがない時代を生きる中で希望を胸にゼロから考える発想が大事なのだと、色の選定理由をみて再認識致しました。

年の瀬 2020

2020年 令和2年の年末を迎えました。

今年は全世界が新型コロナウイルスにより生活様式が一変するほど激動の一年となりました。

海外渡航が制限され、海外へ行くことも日本へ来ることもできなくなり、インバウンド需要が消失しました。

4月5月は日本でも緊急事態宣言が発令され、ほとんどの店舗が休業するという経験したことのない事態が起きました。

自らの存在意義さえも見失ってしまうような異常事態でありましたが、私たちの企業理念である「靴を通じてお客様の人生を楽しくする」ということが存在意義であると再認識いたしました。

今年は社屋を創業の地に引っ越しするということもあり、私たちは改めて原点回帰という気持ちを新たにした一年でありました。

靴に込める思いは不変でありますが、作る靴は時代に合わせて変化させています。

カカトを踏んでスリッパ履きのビジネスシューズ「ビズッパ」はその代表的な商品です。

3月に応援購入サービス「Makuake」でスタートした「ビズッパ3」は10,523,000円のご支援をいただきました。

又、10月にスタートした「ビズッパ  ストレッチレザー」も7,512,000円のご支援をいただきました。

加えて、たくさんの温かい応援コメントをいただき、コロナ禍の中でどれほど励みになったか、言葉では言い表わせないほどです。

本当にありがとうございました。

会うことは制限されても人と人とのつながりを感じる一年でもありました。

新型コロナの感染拡大が続いていますが、ワクチン接種のニュースもあり、一筋の光もみえてきています。

「明けない夜はない」という言葉を最後に2020年のブログを閉めたいと思います。

年末まで私のブログを読んで下さった皆様に感謝申し上げます。

来年は心穏やかな年になるように願ってやみません。