ヒュッゲ

世界で最も幸せな国に常にランクインするデンマーク。

デンマーク人にとって生まれながらに持っている価値観が「ヒュッゲ」という言葉に象徴されます。

「ヒュッゲ」は他の言語に置き換えにくく、あえて言うなら「人と人とのふれ合いから生まれる温かな居心地のよい雰囲気」だそうです。

例をあげると「暖炉がちろちろと燃える部屋で家族や友人とお茶を飲む時」

「会社の休憩室で同僚と休日にあったことを語り合う時」

そんな時にデンマーク人は「ああ、ヒュッゲだね」と言うそうです。

ただし一人ではヒュッゲにならないらしく、空間や時を分かち合うことが欠かせないらしいのです。

デンマークでは外食が非常に高く、雨も多い国なので、どうしてもうちに帰って「巣ごもり」する文化があるのだそうです。

特に嵐などの荒天時は「ヒュッゲ度」が高まるらしいのです。

日本では冬になるとこたつでミカンを食べたり、家族や友人と鍋料理を食べたりしますが、これらは「ヒュッゲ」なのかデンマーク人に会ったら聞いてみたいです。