海外で日本食レストランの数が増加しています。
農林水産省によると海外の日本食レストラン数は2021年に15.9万店、新型コロナ禍の逆風の中でも増加基調が続き、この8年で約3倍に増えました。
日本旅行に行きたいけれど行けない富裕層の需要をつかむために日本人シェフを増やしたい店が増えました。
又、海外に目を向ける料理人も増えています。魅力の1つは給与などの待遇面です。
和食店求人サイトによると、日本でのすし職人の年収は300万~500万が中心ですが海外からの求人は550万~650万がボリュームゾーンです。
特に北米では新型コロナ後、給与のオファーがコロナ前比3~4割増の800万~850万に上がっているらしいのです。
なので海外で働くためのキャリアプランとしてすし職人を選ぶ若者も増えています。
「シャリ炊き3年、合わせ5年、握り一生」と言われてきたすしの技術を数ヶ月で教える、東京すしアカデミーでは生徒の80~90%が海外志向です。
英語クラスでは魚の英語名や調理方法の説明を英語で学べます。
すしの握り方を学校で学び、海外で働くという人が増えています。