劇的変化

今年は桜の開花が早かったので4月初旬には桜が散り始めているところが多かったようです。

例年4月は新入学、新入社、人事異動等で新しい環境が始まる門出の時期でありますが、新型コロナの影響で入学式や入社式は中止や延期が相次ぎ、お祝いムードはありません。

ちょうど1年前の4月は新元号「令和」が発表された時期です。新しい時代の幕開けに日本国民がワクワクしていました。

それがたった1年で「新型コロナウイルスの蔓延」「東京オリンピックの延期」「インバウンドの急減」「経済の大幅な落ち込み」等、誰が想像し得たでしょう?

2011年3月の東日本大震災直後のムードと似ていますが、その時はまだ被災地を支援するためにあらゆる行動が取れました。

しかしながら今の状況は違います。

新型コロナの被害が世界に広がっていること、目にみえないウイルスが敵であること等から協力や支援する手立てがないのが現状です。

今は我慢の時と思い、自粛するしかありません。

1年で劇的に変化したように、来年の4月は穏やかに日常が過ごせるようになっていることを心より願います。

朝の来ない夜はないのだから。