マインダー

仏教の経典 「般若心経」を解説するアンドロイド観音「マインダ―」が3月8日~5月6日まで京都高台寺で披露されています。

高台寺の後藤執事長とロボット研究で著名な大阪大の石黒教授の対談がきっかけで、仏教を身近に感じてもらおうとアンドロイド観音が実現しました。

アンドロイド観音は高さ1.95mで頭部や両手はシリコン、胴体部分はアルミニウム製。

左目の内臓カメラで参拝者を確認し、空気圧で動くそうです。

タレントのマツコ・デラックスさんのアンドロイドを手掛けた会社等が協力して作り、製作費は約2500万円。

アンドロイド観音の背景にプロジェクションマッピングで映像を流し、英語、中国語の字幕が付くので外国人にも理解できます。

「人間とは何か」という法話で、マインダ―は「相手に共感する心はロボットに持ち得ない。人間であるあなたたちに備わる力だ。」と説きます。

後藤執事長は「話す、動く、目を合わせる仏像から心の安らぎを得てほしい」と話しています。

是非、行かねばと思っています。