前例の始まりは例外

「そんなことは前例がない」と検討もされずに突き返された経験は多くの人が持っているのではないでしょうか?

実際多くの官庁や企業は前例がないことはやりたがりません。それは前例に従って事を進めればたとえ失敗しても責任を取らされることはないという保身的な考えからだと思います。

こういった考え方は昔からあったと思いますが、世界がこれまで経験してきた技術革新の歩みは前例主義ではないところから生まれています。

今では常識的な事柄の多くはそれらが生まれた時は突拍子もないアイデアであったということを世界の歴史が証明しています。

つまり前例の始まりは例外なのです。

先日、もしかしてこれは常識が生まれる前の卵かもと思う商品がありました。

日本のブランド「ビューティフルピープル」が発売した靴下3つ。

つまり1.5足で1セットの「ソック ア トロワ」

3つの靴下のかかとの部分にはそれぞれ「I’m」 「I’not」 「Beautiful」の文字がデザインされており、その日の気分で好きな組み合わせを選べるそうです。

同ブランドのコンセプトは「今まで見たことのないスタンダード」の提案。

実際に黒と黄色の2色購入した人は「どう履くの?」と戸惑いながらも「黒と黄色を片足づつ履くのもありかな。」と話しています。

左右が同じでなければならないという常識を突き破るのか注目したいです。