京都市交響楽団

NHKの 「SWITCH インタビュー達人達」 というTV番組に出演していた、広上淳一さんとい
うオーケストラ指揮者に興味がわきました。
運よく、広上さんが指揮する京都市交響楽団の演奏を聴く機会がありました。
チケットは完売、会場は満席です。
広上さんが登場します。
予想通りに小柄で、かわいらしい愛嬌のあるおじさんです。
指揮はダイナミックで、時には跳ねたり全身で指揮をしている感じで、とてもパッションを感
じました。
それに呼応するかのように、楽団員の方たちも一糸乱れぬ調和のとれた旋律を奏でていま
した。
特に、ラヴェルのボレロは個々の独奏パートの能力を最大限に生かし、最後は迫力のある
合奏を見事にまとめ上げる広上さんの引き出す能力に脱帽致しました。
最後に、広上さんがうれしい報告をされました。
日本の洋楽発展に顕著な業績をあげた個人又は団体に贈られる 「サントリー音楽賞」 に
広上さんと京都市交響楽団が選ばれたそうです。
とても名誉なことです。
広上淳一さんが常任指揮者として、京都市交響楽団の能力をいかんなく発揮させていると
ころをみると、オーケストラの指揮者は会社の経営に通じるところがあると感じました。