うなぎ屋さんの苦悩

先日、東京スカイツリーに行ってきました。

建設中も一度、来たことがあるのですが、完成してからは初めてでした。

間近で見る東京スカイツリーはとても巨大で、よくこのようなタワーを建てたものだと今さら
ながら、日本の技術のすごさに感激致しました。

夏休み中ということもあり、展望デッキにのぼるのに70分待ちということだったので、のぼ
るのはあきらめました。

昼食がまだだったので東京ソラマチ(東京スカイツリーの商業施設)にあるレストラン街に
行きました。

するとたくさんの店がどこも長蛇の列で、かなりの時間待たされそうな感じでした。

少しでも列の少ない所はないかと探していると、一軒だけ誰も並んでいないお店がありま
した。

うなぎ屋さんでした。

店頭のメニューをみて、驚きと納得の感情が交差しました。

うな重 4000円   上 5000円   特上 6000円

これはちょっと入りづらい価格だなと思い、あきらめました。

すると、私と同じように店頭メニューを見てあきらめる人がほとんどでした。

昔に大学で習った経済原論の中で、価格は需要と供給のバランスで決まり、バランスが
崩れるとモノが売れなくなったりするということを思い出しました。

昼食にうな重 4000円は高すぎると思う人がほとんどでしょう。

うなぎ屋さんにとっても仕入れが高くなっているので、その値段をつけざるを得なかったの
ではないかと推測されます。

うなぎ屋さんの苦悩が印象に残った東京スカイツリー見学でした。