大坂時代

大坂なおみ選手が2018年全米オープンに続き全豪オープンに優勝し、グランドスラム2連続優勝という快挙を成し遂げました。

連続優勝は2014年全米から4大会連続で制した S.ウィリアムズ以来で、世界の女子テニス界に大坂時代が到来したといわれています。

大坂なおみさんは北海道出身の母とハイチ出身の父との間に大阪で生まれ、3歳で米国に移住しました。

日本と米国の二重国籍で日本語は話すのが苦手です。

米国籍も選べるのに日本登録で出場している理由が泣かせます。

2013年日本テニス協会が予選1回戦で敗れたが「すごい才能」と認めた選手がいました。

それが15歳の大坂なおみさんでした。

それ以来、日本テニス協会は地道な支援を続け、無名時代の大坂なおみさんを支え続けました。

頭角を表し始めると米国テニス協会から猛烈なアプローチがあり日米争奪戦になりました。

しかし、ハイチ出身の父フランソワさんは無名の時から娘を支援し続けた日本の恩義を尊重したいと日本登録を続けているのです。

大坂一家の義理堅い決断に感銘致しました。