ある新聞が上記の質問を10代から60歳以上の各世代に聞いてみたそうです。
その結果、10代では「ぜひなりたい」が57%、20歳代は40%、30~50歳代はいずれも
30%台で若い世代ほど日本に愛着があるという結果になりました。
今後の生活の見通しについても若い世代の方が「良くなっていく」と答えた人が多く、又、
日本の経済成長についても40歳代以上に比べて、若い人の方が楽観的な見通しの人
が多かったようです。
今年の成人式についてのコメントにしても、古い世代の人が「今の若い人は大変だ」と思
っている人が多いのに対し、当の若い人たちは大変だとは思っていない様子がうかがわ
れます。
このことはどう見るべきでしょう?
現実を知らない楽観なのか、世代間の価値観の相違なのか、判断に迷います。
おそらく両方あたっているのでしょう。
ひもとくヒントは今の若者がC世代と呼ばれていることです。
貢献(Contribute)で社会にかかわりを持つことに価値を見いだしています。
私を含めた古い世代が消費することで社会につながりを持った価値とは大きく違います。
C世代が社会の中心になった時、日本は今より良くなっていると確信しています。