料理、掃除、洗濯と家事はいつも大変ですが、時短に向けた合理化も進んでいます。
料理はレンジ、冷凍食品、自動調理器、食器洗い機の開発・普及が加速しています。
掃除もダイソンのような吸引力の高い掃除機やロボット掃除機の普及が進んでいます。
一方でなかなか進まないのが洗濯です。
もちろん洗濯板の時代と比べると全自動洗濯機、乾燥機とかなり作業負担は軽くなってきましたが、干したり、取り込んだり、たたんだり、片づけたりと手間が多い仕事が未解決です。
花王の調査によると、1日あたり2時間20分の家事全体の時間のうち洗濯時間は1時間18分に及びます。
以前、ある企業が全自動で衣類をたたむロボットの開発を進めていましたが、製品化が難しく倒産してしまいました。それほど洗濯の自動化のハードルは高いのです。
コロナの感染拡大により洗濯のニーズは高まるばかりです。それゆえに洗濯市場の商品開発が盛んです。
洗剤では部屋干し用洗剤、除湿ではサーキュレーター付除湿機が売れています。又、乾きやすいハンガー、折りたたみ式屋内用物干し台などアイデア品が満載です。
もうすぐ洗濯を一変させる商品ができるのではと期待しています。