JRA (日本中央競馬会) は9月21日、設立66周年を記念してファンに感謝を伝える「JRAアニバーサリー」を実施し、全てのレースにおいて払戻率を通常より高い80%に設定し、ファンに還元していました。
JRAはコロナ禍でも無観客ではありますが、レースを1つも中止することなく開催しています。
これは本当にすごいことだと思います。競馬に関わる全ての人の努力のおかげで開催維持につながっているのだと思います。
競馬は4月の緊急事態宣言後、プロ野球やJリーグも再開のメドが立たない中、在宅で楽しめる数少ないレジャーとして注目を集めました。
世の中がコロナで暗いムードになる中、馬たちが毎週、一生懸命に走っている姿に癒された人も多いのではないでしょうか?
売上においても前年を1%上回る好調ぶりで、場外馬券場が閉まっているにもかかわらず伸びているのはネット投票が増加しているためです。実際、ネット投票の売上は前年比34%増を記録しているのです。
もともと競馬はスマホと親和性が高く、レース検討に必要なデータや過去のレース映像等、スマホでいち早く入手できます。そのような土壌がコロナ禍と重なり、売上好調の原因になっているのではないかと思われます。
今年はコントレイル、デアリングタクトと牡牝両方で無敗の3歳二冠馬が誕生した画期的な年です。秋の菊花賞、秋華賞は無敗の三冠馬誕生なるかの歴史的大一番になるでしょう。