石田組とは石田泰尚さんがリーダーの男だけの硬派弦楽アンサンブル。
その組長バイオリニストの石田さんの外見がすごいのです。
坊主頭にサングラス、鋭い目つきに派手な衣装、はっきりいって怖いです。
その外見とはうらはらに彼の奏でる音色はとても美しいのです。
それもそのはず、3歳からバイオリンを始め小学生で藤沢ジュニアオーケストラに在籍し、大学は国立音楽大学に入学して首席で卒業。
その直後に22歳という若さで新星日本交響楽団コンサートマスターになり、現在は神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席ソロコンサートマスターを務めています。
石田組は固定のメンバーがいるのではなく、その都度に集められるプロ集団なのですが、石田さんの個性の下すばらしい統制がとれています。
演目はクラッシックだけではなく演歌やロックと幅広いジャンルを演奏しているので気軽に楽しむことができます。
特にディープパープルの曲は迫力があり、弦楽合奏というジャンルを飛び出したスケール感のある演奏です。
こわもてとバイオリン、美しさと迫力という相入れない価値観のミックスに惹かれてしまうのでしょうか?
とても不思議な魅力のあるユニットです。