日本には世代を表す言葉がいろいろあります。
1947年~1949年生まれを指す「団塊」
1950年~1964年生まれの「新人類」
1965年~1969年生まれの「バブル世代」
1970年~1984年生まれの「ロストジェネレーション」
それぞれの生まれ育った環境により経験や考え方が特長的であったりします。
1989年~1995年生まれは「ミレニアル世代」と言われ、ゆとり教育を受けた「ゆとり世代」と重なっています。
「ミレニアル世代」はSNSで情報を収集し、旅行に積極的であります。好景気を知らないので現状に不満が少ないとも言われています。
実際、若者の「幸福度」は統計上でも高まっています。
内閣府の調査では、18歳~29歳で「生活に不満がある」と答えた人は2016年以降、3年連続で20%を下回っています。
その要因とみられるのが就職環境の改善です。
就職氷河期が終わり、就職はしやすくなり初任給も上昇しています。
ぜいたくをしなければ、安定した生活が送れる世の中であると認識している世代です。
今回の参議院選挙で「ミレニアル世代」がどのような投票行動に出るのか注目です。