1台の自動車を複数で共同利用するカーシェアリングの利用が急増しています。
車両台数も3万台と5年前から3倍に、拠点数も前年比16%増の1万4941ヶ所と増えています。
実は利用者のうち10%以上の人が移動以外で利用しているのです。
用途は仮眠、休憩、電話、避暑、避寒など。
その他はカラオケ、子供の夜泣きの避難にも使われているそうです。
終電を逃し車内で一夜を明かした人もいます。
つまり、快適な空間として利用されています。
貸し出す側も「禁煙やペット連れ禁止などのルールを守ってもらえれば使い方は自由」と容認しています。
事前に会員登録していると利用はとても簡単なので手軽に使っている人が多いのでしょう。
ちょっと暑いので休憩するためにカーシェアリングで涼む、料金は15分200円です。
これを安いとみるか高いとみるかは評価は分かれるところですが、車を「運転する移動手段」から「プライベート空間」と捉える意識が高まっていることは確かです。