映像の世紀は戦後50周年、NHK放送開始70周年、そして映像発明100周年を記念して制作されたNHKのドキュメンタリー番組です。
初回放送から20年以上経ってもNHKスペシャルの中でも人気の高い番組です。
その映像の世紀を巨大スクリーンに写し、ピアノとオーケストラによる生演奏によるコンサートが開催され行ってきました。
場所は大阪のフェスティバルホール。
音響のすばらしいホールで聴く生オーケストラと映像の世紀はとても迫力があり、視覚と聴力の相乗効果で感動は倍増でした。
映像が発明されての100年は戦争の歴史でした。
第一次世界大戦、ヒトラーの登場、第二次世界大戦、東西冷戦、ベトナム戦争と映像は人間の罪と愚かさを如実に淡々と伝えます。
数多くの戦争で貴重な命が奪われ、人々の暮らしが破壊されても人間は争いを止めようとしません。
しかしながらエンディングで流れた人々の笑顔が未来への希望を感じさせてくれます。
次の100年は争いのない平和な時代を作り上げ、人間のすばらしさを証明したいものです。