大阪の高視聴率番組 「そこまで言って委員会」 等で司会を務める辛坊次郎氏。大阪が誇る名アナウンサーです。
先日、その講演会に行ってきました。
アナウンサーなので話し方がうまいのは当然ですが、驚くべきはその記憶力です。細かいデータの数字まで資料を見ずにスラスラとしゃべります。時には笑いをまじえながら。
テーマは「長生き」というリスク。
平均寿命とは0歳からみた寿命で、一番死亡率の高い幼少期を乗り越えた人にはあてはまりません。
知るべきは平均余命です。現年齢からあと何年生きる可能性が高いか。厚生労働省は年齢別の平均余命を発表しています。
例えば55歳男性の平均余命は28年、83歳まで生きるということです。しかしこれは平成28年度のデータで平均余命は年々上昇傾向なのです。
特効薬オプシーボの登場で、末期がんも完治する時代です。
又、IPS細胞の応用が進むと臓器は再生され、内臓はほぼ入れ替え可能になります。
たった一つ再生できないのが脳で、脳の寿命は120年だそうです。
人生100年時代でびっくりしていたのも束の間。人生120年時代がもうそこまで来ているのです。