先入観なく

4月下旬に星野リゾートが大阪に初進出するというニュースが流れました。

星野リゾートは地方の旅館やリゾート施設を再生して「星のや」「界」「リゾナーレ」のブランドとして生まれ変わらせて成功しています。

そんな同社が都市に大規模ホテルを建てるというニュースは意外な驚きをもって迎えられたと思いますが、私たち地元の人間は腰が抜けるくらいびっくりしています。

それは場所が新今宮という開発から忘れ去られたような土地だからです。

星野社長曰く
・関西空港、JR新大阪駅からのアクセスが良い
・新世界、天王寺動物園、あべのハルカスに近い
・USJにもすぐ行ける

つまり大阪の都市観光をする人にとってはとても便利な立地であるということです。

よく考えてみると、新今宮駅は関西空港につながる南海電鉄の主要駅であり、新大阪やUSJに行くJR線もあります。

星野リゾートが進出する土地はまさにJR新今宮駅の目の前の広大な土地で、そこに緑広がる庭やきれいなホテルが建つと地域の印象が大きく変わるでしょう。

大阪の人たちにとって、そんな発想は生まれませんでした。

先入観なく考えられる星野社長にとっては「ポテンシャルのある土地」に写ったのでしょう。

このニュースは先入観なく考えることの大事さを改めて感じました。