ここ数年、若い頃によく聴いていたアーティストが来日するとコンサートに行ってました。
ディープ・パープル、TOTO、BOSTON、ABC等、80年代ロックバンドが中心です。
そして昨年、アースウインド&ファイアーが来日するニュースを聞き、これは行かねばと思っていたのです。
しかし、ボーカルのモーリス・ホワイトは亡くなってしまっているので少しためらってしまいました。
それが運のツキ、やっぱり行こうと思った時にはチケットが完売していました。
コンサートに行った人に感想を聞くとすごくよかったとのこと。
メンバーももう高齢なので次回は難しいかもと、悔しさをかみしめていました。
そんなところでジャーニー来日のニュースが・・・
ジャーニーの顔ともいうべきボーカルのスティーブ・ペリーはいないけれど、行こうという今回の決断は早かったです。
コンサートはオープニングの「セパレイト・ウエイズ」から「オープン・アームズ」 「ドント・ストップ・ビリーヴィン」等ヒット曲メドレーで、昔によく聴いていた頃の記憶がよみがえります。
新しいボーカルのアーネル・ピネダの声も往年のスティーブ・ペリーの声とよく似ていて、目を閉じると遜色ありません。
しかし、聴き込んでいくと何かが違う。別人だから仕方がないのですが、息づかい、くせ、オーラ等、違いが気になりだします。
「百万人に一人の声」と多くの音楽関係者が称賛したスティーブ・ペリー。
彼の存在の偉大さを痛感したジャーニーの来日公演でした。