先日、沖縄へ一泊二日の弾丸出張へ行ってきました。
日本列島が猛烈な寒波に襲われ、各地で大雪の被害が出ているのに沖縄地方だけ
は別世界のようでした。
日中の気温が17度ぐらいで、普通の服装で心地よい感じです。
もちろんマフラーやコートはいりません。
この時期にプロ野球やサッカーのキャンプが沖縄で行なわれる理由がよくわかります。
ちなみにキャンプによる沖縄への経済効果は85億円だそうです。
街は修学旅行の学生達や若い人のグループであふれており、スーツ姿は私たちだけ
のようでした。
夜に沖縄のお得意様と食事をしたのですが、スペイン料理店に案内されました。
当然沖縄料理を予想していた私にとって、バッターボックスで変化球待ちをしていた時
にブーメランを投げられたような意外さでした。
なぜスペイン料理なのかということはあまり考えずに、おいしい料理とお酒を楽しみまし
た。
しかし、お酒はしっかり沖縄の泡盛でした。
次回訪問した時は何料理なのか、今からワクワクします。
先日、すごい話を記事で読みました。
耳つぼダイエットに成功した人のはなしです。
耳つぼダイエットというのは、耳のつぼを刺激することで自然に食欲を抑える効果がある
そうです。
具体的には、耳つぼを押す粒のついたシールを耳にはるだけで、インシュリンの分泌量
を正常に戻し、健康で太りにくい体質に改善するというかなりお手軽なダイエットです。
その人のはなしによると、まずは妙齢の優しい女性施術師による詳細なカウンセリング
のあと、耳つぼダイエットのシールをはってもらうそうです。あとは普通の生活をすればい
いのだそうです。
そして1週間後、2回目の施術を受けに行きました。
そこで事態は急変します。
体重がほとんど変わっていないのを知った女性施術師は烈火のごとく怒り出したそうで
す。カウンセリング時の優しさは微塵も感じさせず、やせていないことを激しく罵倒された
そうです。
その激しさはものすごい迫力で背筋の凍る思いだったそうです。
トラウマになるまで罵倒されたその人は次回の施術までの間、必死に走りこみ、食事制
限をして死ぬ思いで体重を減らしていきました。
恐る恐る行った3回目の施術時、数kgの減量に成功したその人に女性施術師はカウンセ
リング時の優しい表情でその結果をほめたそうです。
その後、その人は二度と罵倒されたくないという思いから、走りこみと食事制限で劇的な
ダイエットに成功したそうです。
果たしてこれは耳つぼダイエットなのかという疑問がわいてきますが、その人はあの恐怖
の体験を二度としたくないという思いからリバウンドもなく、体型を維持しているそうです。
これはある人の体験談の記事であって、耳つぼダイエットを否定、批判するような意図は
ありませんので・・・。
ある新聞が上記の質問を10代から60歳以上の各世代に聞いてみたそうです。
その結果、10代では「ぜひなりたい」が57%、20歳代は40%、30~50歳代はいずれも
30%台で若い世代ほど日本に愛着があるという結果になりました。
今後の生活の見通しについても若い世代の方が「良くなっていく」と答えた人が多く、又、
日本の経済成長についても40歳代以上に比べて、若い人の方が楽観的な見通しの人
が多かったようです。
今年の成人式についてのコメントにしても、古い世代の人が「今の若い人は大変だ」と思
っている人が多いのに対し、当の若い人たちは大変だとは思っていない様子がうかがわ
れます。
このことはどう見るべきでしょう?
現実を知らない楽観なのか、世代間の価値観の相違なのか、判断に迷います。
おそらく両方あたっているのでしょう。
ひもとくヒントは今の若者がC世代と呼ばれていることです。
貢献(Contribute)で社会にかかわりを持つことに価値を見いだしています。
私を含めた古い世代が消費することで社会につながりを持った価値とは大きく違います。
C世代が社会の中心になった時、日本は今より良くなっていると確信しています。
新年の華やいだ雰囲気も一段落し、今年来た年賀状を整理する時期です。
年賀状という習慣は、日本独特のものではないかと思います。
若い人はメールであいさつをするケースが多くなっているので、年々年賀状の量は
減っているといえども36億枚以上出されているようです。
年賀状は長い間会っていない友人たちの近況がわかるので、個人的には好きな習
慣です。
しかしながら「なぜか続いている年賀状だけの知人」「出そうか出さないかといつも
迷う人」「そして出さないと決めた人から来る年賀状」「出しとけばよかったなぁと思
う後悔」・・・そのような事を毎年くり返している習慣でもあります。
今年の年賀状ではひとつ特徴的なことがありました。
私の周りの友人、知人に「マラソンブーム」が起きているのです。
「フルマラソン完走しました」「次はタイムアップを目標に」と体力の衰えを感じつつも
前向きにチャレンジするコメントばかりでした。
もちろん、それぞれの友人、知人同士は面識もありません。
ということは、日本中でみると、私の予想以上に本当にたくさんの人がマラソンをして
いるということなのではと推測しています。
そして興味深いことに、ほとんど人がマラソンを始めたことを後悔せずに次への目標
を明るく語ります。
実際はとてもつらいと思うのですが、走っている瞬間やゴールした時の達成感はそれ
をも凌駕するぐらいの満足感があるのだと思います。
ブームが去った頃、「マラソンはじめました」と言っている自分がいそうでこわいです。
新年あけましておめでとうございます。
2011年が日本にとって大変な年であったので、このように普段通りに新年のあいさつが
交わせることが幸せであるとしみじみと実感しています。
2012年より当社の経営方針を変更致しました。
2011年は「人にやさしく 数字にきびしく」というものでした。
今年は「協力する心 成長する姿勢」です。
当社は数年前より人材育成に力を入れております。
それは「企業は人なり」という考え方に大いに賛同するからです。
企業にとって売上目標、利益目標、不良品率、消化率等、数字で表されるものに努力、
邁進していくことは大変重要であると思っています。
しかしながら、その会社の人間の心が腐っていたらどうでしょう。人の事はおかまいなし
で、自分本位な振る舞いの中で達成された数字にはなんの価値があるのでしょう?
それは単なる空虚な数字でしかありません。
私は会社の成長は人の成長であり、人の成長は心の成長であると信じています。
だから「協力する心、成長する姿勢」の人を認めて評価していきたいと思っています。
困っている人を助け、失敗を他人のせいにせず、自省の中で次の改善点を見い出してい
く人材を育成していきたいと考えています。
2012年は一人でも多く、このような人材を輩出していきたいです。
スウェーデンの世界最大の家具ショップ 「イケア(IKEA)」 が日本で苦戦していると言わ
れています。
イケアは洗練されたデザインと低価格を両立させ、そのビジネスモデルは全世界で成功
をおさめています。
しかし、日本では雑貨類はよく売れるのに、肝心の家具の売上がイマイチだそうです。
徹底したリサーチの結果、イケアの家具は安くてデザインもいいけれど大きすぎるという
印象を持たれていることがわかりました。
イケアは日本の平均的なマンションの間取りをそのまま店内に再現し、そこに家具付の
部屋を再現させました。
するとお客様の反応は「ちょうど我が家もこのくらいだからピッタリだ」と大きすぎるという
印象はほとんどなかったそうです。全く同じ家具なのにです。
一方、アメリカのハンバーガーチェーン「ウェンディーズ」が日本へ再進出することになり
ました。
「ウェンディーズ」は作り置きをしないオーダーメイドシステムで、新鮮な野菜たっぷりの
作りたてハンバーガーが人気のチェーンです。
その「ウェンディーズ」が12月27日(予定)に東京青山に再進出1号店をオープンさせます。
過去の失敗を修正し、日本市場に合うように満を持してやってきます。
家具の「イケア」、ハンバーガーの「ウェンディーズ」共に日本の消費者の目は世界で一
番厳しいと思っています。だからそこで認められたい、そこで闘う価値があるのだと言いま
す。
有力な外資チェーンがニッポンで生きていくことを覚悟し、日本市場をにらみ、日本風にカ
スタマイズしてやってくることは日本のライバルにとってもかなりの脅威であると思います。
私たちの靴業界も有力な外資が日本風にカスタマイズして、いつやってくるかもしれませ
ん。その日に備えて、日々努力していかなければならないと思います。
この20年の時代の流れはすごいと思います。
1980年代にヒットしていたカルロス・トシキという日系ブラジル人歌手が、久しぶりに日
本に来て驚いたことが、もう日本人は電車の切符を買わないのですねということでした。
確かに今は、ほとんどの人がICカードで自動改札を通過しています。
私達はもう慣れ親しんだ光景であるのですが、久しぶりに来た人には驚くべき光景か
もしれません。
ICカードの登場で、小銭を用意して切符を買う必要がないので手間が省けました。しか
し、検札する駅員や大量の切符を発行する業務に携わっていた人の雇用は要らなくな
りました。
又、デジタルカメラの登場で、写真現像に携わっていた多くの雇用は激減しています。
テクノロジーが進化すればするぼど生活は便利になるでしょう。しかしその反面、ある
分野の雇用はどんどん減っているのも事実です。なぜなら、人がやっていることを機械
がより正確に効率的にこなしてしまうからです。
文明は人類を重労働から解放してきました。
過酷な農作業は牛や馬を経て、近代的な農機具にとってかわっています。
暖をとる薪集めや生活に必要な水くみも、先進国では必要なくなっています。
あらゆる産業の中で以前まで必要であった「人手」がいらなくなってきている状況が世
界的規模で起きているのではないかと思います。
雇用は人の営みを支え、消費に回っていきます。雇用が経済を支えているといっても
過言ではないでしょう。
テクノロジーのますますの進化が、普通の人の職を奪いとってしまうのではないかと心
配しています。
先日、作家の浅田次郎さんの講演を聞く機会がありました。
浅田次郎さんは直木賞を受賞した「鉄道員」(ぽっぽや)をはじめ、多数著書を執筆し、人
情味あふれる作風は多くのファンから愛されています。
題材は、現代からさかのぼること150年間の話に限定しており、日本のみならず中国を
舞台にした小説も数多いです。
その浅田さんが日本のメンタリティは希望的観測に基づくものが多いと言っていました。
問題が起こると、これ以上に悪くなることはないだろうという根拠のない前提からはじま
り、「こうなってほしいな」「多分こうなるだろう」「きっとこうなる」「こうなるに違いない」と
論議を深めるたびに変化していくというのです。
そこには、責任をとりたくない気持ちや変化に対応することに億劫な気持ちに支配され
つつある人間の内面があり、安易に希望的観測にのってしまいがちな気質が日本人に
はあるというのです。
それは、常に隣国からの侵略におびえて、最悪のシナリオを現実的なものとしてイメー
ジして生きてきた中国大陸や、ヨーロッパの人々のメンタリティとは大きな差があるとい
うのです。
歴史的にみても、日本は実質的な他国の侵略を受けていない大変珍しい国であるとい
えます。
そこで生まれ育った日本人は、ある意味平和慣れしています。
それが悪いとは思いませんが、問題に対処する際にはくれぐれも安易な希望的観測に
のらないように注意しなければならないと思います。
いつもこの時期は、来年の事業計画を立てる時期です。
今年の一年を振り返り、予定通りできたこと、できなかったことを検証し、来年の計画を立
てます。
特に今年は大震災があったので、予定通りにいかなかったことがたくさんあったと思いま
す。しかしながら、人との助けあい、絆など忘れかけていた価値観を思い起こさせ、痛切
に感じさせてくれる一年でもあったと思います。
普通に働くこと、食事をすること、入浴すること、ベッドで眠ることが幸せなことであること
をわからせてくれました。
そして希望をもって、一歩踏みだすことがいかに大切であるかを学びました。
今、日本をはじめ世界をおおっている閉塞感の原因は未来への希望がみえず、先行き
不安感がつのり、人々の活力が低下していることが主因ではないかと思います。
経済停滞、年金問題、雇用問題と、どれをとっても希望を見出すことが難しいかもしれま
せん。
そういう時だからこそ、希望をもって一歩踏み出していくことが大事だと思います。
私たちは来年度、増産体制にシフトします。
私たちの会社を「希望ある会社」にしたいと思っています。
昨日よりも今日、今日よりも明日が少しでもよくなっていくことを実感できる会社にしたい
と思っています。
それには、会社に集う全ての社員が一歩一歩成長していくことが不可欠です。
そして、全員の成長が会社に活力を与え、会社が成長してゆくと確信しています。
「今の若者は・・・」という世代間ギャップの話題はどの時代でも論議されてきたと思い
ます。
私の若い頃は「新人類」という言葉がはやり、その当時のオジサンたちは私達を全く
価値観の違う人種であるかのように分類していました。
その新人類とカテゴライズされた私達が今の若者はうんぬんというのはおかしな話だ
と思うのですが、育ってきた時代を冷静にみつめながら分析してみたいと思います。
今の若者の育ってきた環境は、それなりに充足している環境であったと思います。
よほどのぜいたくを望まなければ、それほどお金をかけなくても相応の快適な暮らしが
できる時代です。
おまけに学校では競争のない平和で仲の良い関係が保たれ、突出して何かをするこ
とがしにくい状況であったと思います。
だから好奇心というものが弱体化して車や異性、海外旅行という昔の若者の好奇の対
象に何ら興味を示さなくなってしまったのではないでしょうか?
何かを外部に求めること、探すこと、出会うことは好奇心から生まれてきます。しかしそ
こには傷つくこと、失望することも高い確率で発生します。
それは面倒くさいことなのでしょう。
何かを得たい、知りたいという欲求が高まらなければ行動を起こす意味すらもわからな
いでしょう。
しかしながら、今の若者のいいところもいっぱいあります。
環境保護に対して関心は高いし、暴力、差別、ケンカを嫌悪しボランティア精神も旺盛
な人が多いです。
でもそれだけでいいのかなと思うのです。
充足している環境は、動物園の中の猛獣のように飢餓感のない野生を忘れた生命体
を生みだしていきます。
飢餓感のなさを草食系といううまい言葉で表現しています。
「せっかく人間に生まれてきたのにもったいない」と妖怪人間に言われそうです。